ラス博士から国家元首への手紙

さらなる人々の苦痛と経済的被害を減らすために、
そして最終的には全人類の大惨事を回避するために、
新型コロナウイルスの変異株に対する医学研究と
公衆衛生戦略の方向転換が余儀なくされています。

 


大統領および国家元首のみなさま

 

私は、貴国におけるコロナウイルスの感染拡大に対する現在の公衆衛生戦略の限界打破を支援したく、特に急速に出現しているウイルスの変異株を考慮して、この手紙にて、ご挨拶させていただいております。

私は、医学分野で活動しております独立非営利研究所の創設者です。私たちの上席研究員と医師によるチームは、ノーベル賞を2度受賞している故ライナス・ポーリング博士1と共同研究を行っておりました。ポーリング博士は、20世紀における最も著名な科学者の一人です。彼の発見には、免疫学的原理、タンパク質の基本構造,および最初に知られている遺伝病鎌状細胞性貧血などがあります。ポーリング博士は晩年、インフルエンザやヒト免疫不全ウイルス(HIV)などのウイルス性疾患との戦いにおける微量栄養素の役割に関心を持つようになりました。

過去20年間、私たちの研究チームは、科学に基づいた自然な健康に関するこの画期的な研究を継続しており、最近では、コロナウイルスの感染拡大を制御するための世界的な取り組みにも応用しております。

 

コロナウイルスの感染拡大とワクチン戦略の限界

コロナウイルスの感染拡大は、人命、貴国の経済、そして世界全体を前例のない方法で脅かしています。コロナウイルス感染症の制御に役立つことが期待されるワクチンが導入されていますが、急速に進化するこのウイルスの新たな変異株はすでに、さらに別の感染拡大の波で世界中の国々2を脅かしています。

一部のワクチン製造メーカーが自社製品について、コロナウイルスの新たな変異株に対しても「効果がある」という主張をメディアで伝えているにもかかわらず、臨床研究の形で、このような変異株に感染した患者を対象にワクチンを実際に試験したという科学的な証拠は、1つもありません。

既得権益が政治的判断に影響を与え、世論を支配しているこのような状況においては、これらの権益を分析し、何よりも、この感染拡大とその変異株を阻止するための方法について、代替案を示すことが不可欠です。

 

誰もが理解できる科学的事実

  • ウイルスの一定変異であります、その構造(遺伝子配列)のわずかな再構築は、ウイルスの世界では例外ではなく、法則です。ウイルスの突然変異は単なる偶発的な出来事ではなく、人間を含めて、ウイルスが感染した生物(宿主)の免疫防御から逃れるための生存のメカニズムなのです。例えば、インフルエンザ・ウイルスは定期的に変異し、その変異株は以前のインフルエンザ・ワクチンによる防御を避けるため、原則的に、インフルエンザのシーズンごとに新しいワクチン(インフルエンザの予防接種)を開発する必要があります。
  • コロナウイルスは、イギリスや南アフリカを含めて、いくつかの変異株が現在の感染拡大の1年以内に発生しており、高い割合で変異を起こしています。これらの最初の変異は「氷山の一角」に過ぎず、新しい変異が起こるたびに新しい感染拡大が人類を脅かします。
  • 現在、コロナウイルスの感染拡大との戦いを支援するためにいくつかのワクチンが推進されていますが、これらの全てが、2019年後半の中国を起源とするコロナウイルスの亜型に対して開発されています。しかしながら、コロナウイルスの変異株が出現するたびに、入手可能なワクチンが新しい変異株に対しても有効かどうかは全く不明です。
  • たとえ、現在入手可能なワクチンが他の新しい変異株のいずれかに対して防御効果をもたらすことが判明したとしても、コロナウイルスの将来の変異株は、ほぼ確実にこのような防御を回避することができます。その結果、新しいコロナウイルスの変異が起こるたびに、世界は2020年初頭から現在までに経験していることと同様の危機にさらされるリスクに直面することが予想されます。

 

ワクチン製造メーカーのジレンマ

  • 現在推進されています米国や一部の欧州国のワクチンは全て、製薬会社によって製造されており、彼らはこれら製品の特許を取得することで投資収益(ROI)を得ることができます。
  • 株主のためのこのような投資収益を実現させるために、製薬会社は、政治的意思決定者や一般大衆の認識を確実にするために、医学やメディアにおいて大勢のロビイストを使用しています。たとえば
    1. 彼らが市場に投入するワクチンは、コロナウイルスの感染拡大に対する唯一の解決策であると考えられています
    2. 現在入手可能なワクチンは、たとえ入手可能な臨床研究のデータがなく、「プレスリリースによる科学」戦略を必要としていても、ウイルスの全変異株に対して有効であると見なされています
    3. コロナウイルスの感染拡大と効果的に戦うための他の科学的なアプローチは、「フェイクニュース」として公的には信用されません
  • ワクチン製造メーカーが政治的な意思決定プロセスや世界的議論を制御し続けるために最も効果的な方法は、ワクチン分子の正確な構造設計図である「ソースコード」を完全に秘密にしておくことにあります。これらの企業は「機密情報」と「特許保護」の議論を使用し、彼らの全面的管理の根底にある危険な「知識の独占」を確保しています。
  • 特に、急速に変化するコロナウイルスを考慮しますと、この企業秘密戦略は広範囲に及ぶ結果をもたらします。ワクチン戦略に基づいた、多数のコロナウイルスの変異株と戦うための前提条件は、これらワクチンの「武器」の正確な構造について、科学的情報の交換を自由かつ国際的に行うことにあります。このような重要な情報の公表を控えることは、コロナウイルスの感染拡大に対処するための人類の努力を頓挫させてしまいます。
  • 現在の感染拡大の間に行われた法人によるワクチン研究が基本的に全て公的資金で賄われているという事実を考えますと、ワクチン製造メーカーによるこのような「秘密主義戦略」は何百万人もの命を危険にさらすだけでなく、政治的にも許容できず、道徳的にも卑劣なものであります。

これらの事実は、政治的意思決定者である皆様と貴国の人々にとって、現在の感染拡大を終息させるための孤立したワクチン戦略について、その行き詰まりに対する認識を促すものとなるでしょう。

 

このような状況の中で、コロナウイルスの感染拡大から、問題なく継続して世界の人々を守るための基盤として、新たな科学的目標を明確にすることが、客観的かつ緊急に必要とされております。

 


 

コロナウイルスの全変異株の予防に役立つ、科学的根拠に基づいた安全で安価な戦略

現在のコロナウイルス感染拡大対策の限界を打破するための、科学的に説得力があり、政治的に責任があり、何よりも論理的である、唯一の方法があります。それは、国際的な科学的焦点を、増加するコロナウイルス変異株に対するワクチン特定に向けてではなく、人間の細胞が潜在的にコロナウイルスの全ての亜型や変異株から体を守ることができる普遍的な防御機構の探求へと向けることにあります。

現在の感染拡大が始まって以来、国際的な研究団体は、ウイルス性の「最終走者」とウイルスが人体に感染する経路であるヒト細胞の表面上の「入口」を介した、コロナウイルスの細胞受容体(ACE2)3への結合を防御することが可能なワクチンの開発に重点を置いてきました。この戦略の欠点は明らかでしょう。コロナウイルスの変異率が高くなったとき、異なるコロナウイルスの変異株に起因する将来の感染拡大を制御する機会を得るためには、多数のワクチンが必要になります。

このジレンマを予見して、私たちの研究チームは、この感染拡大が起きた当初から、現在と未来のコロナウイルスの潜在的な突然変異から世界の人々を守ることを約束する、科学的なアプローチを選択しております。私たちの研究チームはこの目的を達成するために、ヒト細胞があらゆる種類のコロナウイルスの攻撃から身を守るための防御機構と、その作用を統制する生体分子を研究してきました。

最初のステップでは、コロナウイルスの既知の全亜型の入り口であるACE2細胞表面受容体の数(発現)を減少させることに重点を置きました。続いて、コロナウイルス感染症の他の重要な細胞防御機構の阻害に対する微量栄養素の影響を研究しました。

たった1種類の分子のみが、細胞のソフトウェア(DNA)を制御し、コロナウイルスの感染に必要なタンパク質(ACE2受容体)の産生を下方制御し、ヒト細胞内の複製用にウイルスに乗っ取られた酵素の全機構を抑制するという、包括的なタスクを遂行することができます。微量栄養素がその分子であり、ビタミンやミネラル、他の天然生理活性物質がこれに含まれています。

私たちの総合的な研究により、ヒト細胞のコロナウイルス感染に対する防御に最も効果的な生理活性分子が決定されました。さらに、これらの天然分子は、個々の成分が相乗的に相互作用することを可能にする特定の組み合わせで使用された場合に、コロナウイルス感染の重要なメカニズムを妨害するのに最も効果的であることが、私たちの研究によって確立されています。

特定の微量栄養素の組み合わせは、以下を含む、コロナウイルス感染の既知の主要なメカニズムを全て同時に有意に阻害することができます。

  1. ヒト細胞の表面にあるACE2受容体へのコロナウイルス表面タンパク質(スパイク)の結合を有意に阻害
  2. ヒト細胞によるACE2受容体の産生を有意に阻害することにより、これらの細胞へのコロナウイルスの結合および感染の可能性を制限
  3. ヒト細胞内へのコロナウイルスの取り込みおよび増殖に関与するすべての主要なタンパク質(酵素)を有意に阻害
  4. 免疫防御細胞(白血球)の産生、感染部位への移動能力(走化性)、ウイルスやその他の感染性侵入者の除去(貪食)など、一般的な免疫系の機能が大幅に増加

次の図は、コロナウイルス感染拡大の包括的制御達成の可能性を高めるために、国際的な研究の方向性を見直す必要があることを示しています。

ワクチン接種戦略の重点:

コロナウイルスの1の亜型をブロック

ワクチン接種戦略によるコロナウイルス感染拡大予防

現在、ヒトに適用され、現在の感染拡大抑制に役立つことが約束されている全てのワクチンは、2019年後半に中国で最初に出現したコロナウイルス亜型に対して開発されています。

抗体はコロナウイルスのこの特定の亜型の表面構造(スパイク)に対して具体的にモデル化されているため、現在のワクチンがウイルスの変異株に効果があるかどうかは明らかではありません。

現在のワクチン製造メーカーは、新しいコロナウイルスの変異株がワクチンを無効にする可能性があることを十分に認識しています。そのため彼らは、現在のワクチンが新しい変異株に対しても「効果がある」と主張しているだけであり、変異株ウイルスに感染した患者を対象とした臨床研究という形での証拠は何もないのです。仮に、これまでに開発されたいくつかの抗コロナウイルスワクチンが、いずれかのコロナウイルス変異株に対して何らかの予防を行うことが判明したとしても、新しい変異株(上の図では「XY」と表示)が、すでにワクチンを接種した患者に感染する可能性があるのです。このように、全ての新たなウイルス変異株により、人類は、コロナウイルスの感染拡大の結果として発生したのと同程度か、それ以上の危機を経験するリスクにさらされています。

微量栄養素戦略のポイント:

コロナウイルスの全亜型からの
攻撃に対するヒト細胞の防御を強化

微量栄養素によるコロナウイルス感染拡大予防

コロナウイルスの感染拡大対策に微量栄養素を応用することは、ワクチンの適用とは全く異なるアプローチです。ウイルスやその他の感染因子に対する体細胞の抵抗力を強化するという、活性物質の既に知られている能力を利用します。

私たちの研究では、微量栄養素の特定の組み合わせ(上の図では菱形で表示)がコロナウイルスに対して有効であることが示されています。これらの微量栄養素の組み合わせは、ヒト細胞のコロナウイルス感染のすべての重要なメカニズムを阻害することができます。これには、細胞表面へのウイルスの結合や細胞内への侵入、細胞内でのウイルス増殖に対する阻害が含まれます。さらに、微量栄養素は一般的な免疫防御機構を強化することが知られています。これには、免疫細胞の産生および感染部位への移動、ウイルスやその他の感染性侵入者を死滅して除去する能力(貪食)などが含まれています。

この画期的な研究のより詳細な情報は、以下に記載されていますサイトに掲載されております。


 

つまり、微量栄養素は、コロナウイルスがヒト細胞に感染するために使用するいくつかの重要なメカニズム、特に細胞表面受容体への結合、細胞内へのウイルスの取り込み(内部化)、および、これらの細胞内での増殖(ウイルスの複製)を同時に阻害します。さらに微量栄養素は、人体の免疫防御全体を刺激する唯一の分子であることが知られています。これらの研究のより詳細な情報は、以下に記載されていますサイトでご覧になれます。

この画期的な研究はさらに、高用量ビタミンCがコロナウイルス感染症を予防するだけでなく、コロナウイルスによる重症・入院患者の死亡率(死亡率)4を半分に減らすことが可能であることを示す最初の臨床試験を確認しています。このような効果は、現在のワクチンや調合薬のどれについても、立証されおりません。

この手紙をもって、国家元首である皆様に、貴国におけるコロナウイルス感染拡大を食い止めるための、この大きな進展の可能性について、公式にご報告させていただきます。

直ちに、特定の微量栄養素の摂取量増加を推奨することは、世界中のどこにおいても、効果的かつ安全で、安価な公衆衛生対策と考える必要があると思われます。私たちの研究チームは、この知識の応用と研究の推進を通した知識の拡大を望む世界中のあらゆる国の政府と、私たちのノウハウ全体を無料で共有したいと考えております。

さらに、この情報により、現在利用可能なワクチンがコロナウイルスの感染拡大を食い止める唯一の方法であるという主張は、もはや通用しなくなります。したがって、世界中のどこの国民に対しても、コロナウイルスの感染拡大を制御するために利用可能な他の手段がないはずだという主張を用いて現在利用可能なワクチンの接種を強制するべきではありません。

今日から、このような持続不可能な主張を行う政治家は、確立された科学的事実に反することになるのです。もちろん、政治的、宗教的、哲学的な問題については異なる見解を持つことができますが、科学的事実の無視あるいは否定を選択するリーダーは、それに続く道が非常に危険であることに気づくでしょう。このようなリーダーたちは最終的に、彼らに投票した人々の健康と生命を危険にさらすため、世界各地の裁判所5で責任を問われることになるでしょう。

私は、皆様がこの人の命を救うことできる情報を利用して、貴国の国民と経済のために役立ててくださることを信じております。この問題の緊急性から、私は、この手紙に含まれます健康情報を貴国の人々にも知らせ、この手紙を公開することで、人々がこの情報にアクセスできるようにする責任があると感じております。

貴国と世界中の国々の人々の名のもとに、皆様が早急に行動を起こされますよう、よろしくお願いいたします。

敬具

マティアス・ラス博士(医学)


理性に賛同!